ダイニッセイってどんな会社?
ダイニッセイは、社員のことを気にかけてくれる会社です。最初に同業者との違いを感じたのは、鉄筋業界で毎年開催している富士教育訓練センターでの2週間の新人研修会があるのですが、ダイニッセイは、その研修会に新人だけでなく、フォローのために先輩社員も帯同します。仕事の相談だけではなく、気軽に話しやすい雰囲気があります。
各ポジションのプロフェッショナルとして、常に高品質な仕事をするダイニッセイ・メンバーの想いと、ある1日のスケジュールを紹介します。
職長 野呂敦志(のろあつし)
ダイニッセイは、社員のことを気にかけてくれる会社です。最初に同業者との違いを感じたのは、鉄筋業界で毎年開催している富士教育訓練センターでの2週間の新人研修会があるのですが、ダイニッセイは、その研修会に新人だけでなく、フォローのために先輩社員も帯同します。仕事の相談だけではなく、気軽に話しやすい雰囲気があります。
職長の仕事は、鉄筋を組む作業員さんの取りまとめや、スケジュール管理です。工事全体のスケジュールを確認して、各作業をいつまでに完了させるか計画し、指示を出します。その工期の中でいつ、どんな鉄筋、材料が必要かを各所に連絡して、搬入日などを決めていきます。
この仕事についた当初は、鉄筋を組むこと自体が楽しかったんです。今は、自分がイメージしたものが、チームの力で形になっていく。この達成感が好きです。配筋は作業を進める順番が重要です。鉄筋が複雑に入り組んでいるので、後戻り作業が発生しないように。最適な作業手順を考え、それを現場リーダーや作業員さんに説明します。海外からの技能実習生にも丁寧に、正確に伝えます。
鉄筋の仕事は現場ごとに必要な材料や作業手順が違うので、答えが一つじゃない。だから、やるほど面白くなります。計画どおりに鉄筋が組み上がっていくと「キマった!」って感じの達成感。これも、この仕事ならではだと思います。
総合職長 靍田 悌(つるだやすし)
ダイニッセイは、コミュニケーションしやすい会社です。中学校を卒業して、初めての就職がダイニッセイでした。30年以上、長く続けて来れたのは、社員間のコミュニケーションが取りやすくて、話しやすかったから。その雰囲気が毎日の仕事のしやすさに、繋がってるのだと思います。
総合職長は工事現場を総合的に監督しながら、職長やサブリーダーの教育担当でもあります。大規模なプロジェクトになると、基礎工事でも50名以上が関わります。難易度の高い工事や力仕事が必要な場所では、メンバーの能力を考えながら人員配置を決めていきます。
忙しい時期は、作業員の確保が大変ですが、ダイニッセイは全員が同じ会社の「社員」なので、工期に余裕がある現場から人手を借りることもあります。このチームワークがダイニッセイらしさです。みんなの力で乗り切った時の達成感は、やはり格別なものがありますね。工期を守って品質ミスを起こさないこと。そして一番大事なことは、絶対に仲間にケガをさせないことですね。
成長が早い人材は、分からない事をきちんと質問できる人です。ダイニッセイでは新人に「背中をみて覚えろ」なんて風土はありません。一度、自分で考えて、分からなければ早めに上司に相談。これが成長のコツです。
工場 安藤翔太(あんどうしょうた)
ダイニッセイは、居心地がいい会社です。鉄筋業というと厳しい雰囲気を想像しますが、ダイニッセイはみんな気さくで、すごく居心地がよい会社です。私のように、ちょっと人見知りするタイプにも、気軽に話しかけてくれたり、職場の雰囲気はサイコーです(笑)。
ダイニッセイの自社工場で、鉄の加工切断、溶接を担当しています。加工と言っても20種類以上の形状があるのですが。ダイニッセイでは、それらの技術をマンツーマンで教育してくれます。早い人だと半年くらい、じっくり仕事を覚えるタイプの人であれば、一年くらいで基礎的な作業は覚えられると思います。
個人的には「曲げ」の作業は気持ちが良いです。私が加工した鉄筋が、街の建造物の中に使われて、何十年も建物の骨として残っていく。そこにやりがいを感じます。難しい点は、いろんな太さや種類がある鉄筋を、どのように切り合わせれば、もっとロスや無駄な鉄筋を出さず、効率的に活用できるか。この計算と計画を磨いていきたいです。
工場で黙々と作業に集中できる。これは私にとっては理想的な仕事環境です。しかも、自分が加工した鉄筋が大型施設やビルの骨格になっていく。鉄筋の仕事は、大きな達成感と責任感を同時に得られる仕事です。
施工図 小川萌梨(おがわもゆり)
ダイニッセイは、家族みたいな会社です。何でも相談できる雰囲気で、ちょっと元気がないだけで声をかけてくれたり。例えば他社では施工図は職長が作ることが多いのですが。ダイニッセイでは職長の負担を減らすために、施工図担当が行います。そういうチームワークを大切にしている会社です。
AutoCAD、Revit(3D)使って施工図や検討図を作成します。ダイニッセイでは、私たち図面担当者が工事の施工図を書きます。それを基に職長さんがミスがないかチェックしたり、作業手順を考えたりしていきます。それから他のメンバーも加わって、もっと良くするにはどうしたらいいか打合せをします。鉄筋は建物の大事な骨組みですから、間違いは許されないんです。
私が気をつけているポイントは、基本的なことですが、図面の「見やすさ」です。文字の大きさや、位置などを工夫して、ひと目で重要な情報、数値が理解できる図面を目指しています。無計画に書き込むと、ごちゃごちゃして、読みにくくなってしまうのです。自分の図面が多くの職人さんを動かしていると思うと、プレッシャーはありますがワクワクします。
学生時代、富士教育訓練センターで鉄筋の「結束」の仕方を教わったんです。それで鉄筋の仕事に興味を持ちました。現場作業はしませんが、施工図の仕事は作業の計画に関する大切な仕事なので、工事が完了したときの達成感は大きいです。